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コンカツイロハラボ

2021年05月09日/
今再注目の「仲人型」の婚活とは?大手結婚相談所との違いは?仲人型の基本からメリデメまで徹底解説!

婚活と一口に言っても、アプリで完結するような出会い系サイトに近いお手軽なものから、高額な登録料を支払って進めるものまでさまざまあります。

その中でも、婚活者の気持ちとペースに寄り添った婚活を得意とする「仲人型」というスタイルが最近話題を呼んでいるのはご存じでしょうか?

ここでは、仲人型の特徴や大手結婚相談所との違い、メリットデメリット等詳しく解説します。

仲人型の婚活スタイルとは


仲人が開設する結婚相談所に登録し、仲人がカウンセリングから成婚まで完全サポートする方法です。

仲人ってなに?


仲人とは、男女の間に入って成婚に至るようお世話をする人のことを呼び、古くは江戸時代(一説にはもっと昔から)から存在していたと言われています。

結婚式の段取りや婚姻届けの証人も務めるのも仲人の仕事でした。

ただ、個人間の自由恋愛による結婚や時代背景により、仲人を立ててのお見合い・結婚は少なくなっていきました。

しかし、近年、仲人だからできるきめ細かなケアや経験からくる成婚力が注目され、仲人を立てた結婚が増えています。

従来の仲人は親戚や恩師、近所の方などから親が選んで決めるのが一般的でしたが、最近は仲人が開設する相談所や事務所に結婚希望者が自ら登録をして、婚活を始めるパターンが主流となっています。

このようなお世話をする仲人は専門職と認定され「仲人士」と呼ばれています。

どんな人が仲人士になるの?


仲人には、仲人になるために最初から結婚相談所に就職した人もいれば、他の業種や自身の結婚を経て仲人になる人もいます。

年齢もさまざまですが、どちらかと言うと、経験豊富なミドルエイジ層の女性が多いです。仲人という職業柄、話しやすくて親しみやすい人が多い印象ですが、経歴もキャラクターも仲人によって全然異なります。

仲人の多くは「日本仲人協会」に所属し活動しています。公式サイトから、登録している約1,800名もの仲人を検索してチェックできるので、ぜひ事前に確認してみてくださいね。

日本仲人協会
仲人士:柿原洋美

仲人型婚活の流れ

ここで仲人型婚活の流れを把握しましょう。
事前に流れを知ると、始めるのもスムーズです。

1.気になる仲人士を探す


公式サイトや各相談所サイトから仲人士を調べ、カウンセリング予約をします

2.仲人士によるカウンセリング・入会手続き


カウンセリングを受けて気に入ったら、入会手続きをします

3.お見合い相手を探す


仲人士が双方の希望や性格を考慮した上でお見合い相手を紹介してくれるため、その中から実際にお見合いする人を選びます。
(Webシステムから自分で検索できる場合も)

4.お見合いを実施


仲人士が立ち会い、お見合いをします。
最初は仲人士が雰囲気づくりをしてくれるため、コミュニケーションに自信がない人も安心です。

5.お付き合い


お見合いで双方気に入ったら交際に入ります。

お付き合い期間も都度仲人士に相談できるので安心。お断りしたい場合も仲人士を介して伝えることができます。

6.婚約


方で結婚の意思が固まったら婚約し、結婚へ進みます。

プロポーズの仕方や演出、お返事の決め方も仲人士に相談できます。

7.成婚退会


無事結婚に至ったら退会となります。

このように仲人型の婚活では、仲人と婚活者は常に二人三脚で進めるところが大きな特徴です。

仲人型婚活の費用はいくらかかる?

仲人型の場合、婚活費用がとてもリーズナブルなのも特徴であり、人気の秘密です。

各相談所によって詳細価格は異なりますが、相場は数の通りとなります。

費用は、ちょっとした習い事と変わりません。

初めて婚活をする人や低コストで婚活を進めたい人にも仲人型はとてもおすすめです。

逆に考えると、これだけの費用で婚活専門職の仲人が付くため、莫大な婚活費用を支払ってまで活動する必要はないとも言えます。

このように、仲人型婚活にはさまざまな特徴があります。

仲人型婚活のメリット&デメリット、大手との違いとは?

具体的に仲人型婚活を検討する前に、メリットとデメリット、そして大手結婚相談所との違いを確認しておきましょう。

ざっくりとまとめると、このような違いがあります。下記に詳しく解説していきます。

仲人型婚活のメリット

①気に入った仲人士を自ら選んで依頼できる

仲人型婚活の場合、仲人士自らが運営している相談所にアクセスすることで開始となります。

そのため「結婚相談所を選ぶのではなく相談相手を選ぶ」に近い印象ですね。

大手のように、まずは登録→カウンセラー配置、という図式ではありません。

②自分と合う人を選んで紹介してくれる

仲人士が、相性の合いそうな男女を探してお見合いセッティングをしてくれます。

単純に条件から検索するのではなく、経験豊富な仲人士の面談を経た上で「合う」と判断された人だけを紹介してもらえるので、安心感が違います。

③お見合い~成婚まで丁寧なサポートがある。

成婚までの過程すべてにおいて、仲人士に相談しながら進めることが可能です。

「こんなときなんて言えばいい?」レベルの小さな相談でもOK。また、お付き合いやプロポーズのお断りも仲人士にお任せできます。

④婚活費用がリーズナブル

前項でお伝えした通り、仲人型婚活は習い事と変わらない費用感で始められます。

お手頃なのにサポートはとても手厚く丁寧。コスパは◎です。

仲人型婚活のデメリット

①仲人士との相性が合わなければやりづらい

仲人士と二人三脚で進めるため、仲人士との相性が悪いとなかなかやりにくくなります。

Webで気に入った人を見つけたら、相談所に電話するなどして、一度コンタクトを取っておくことをおすすめします。

②大勢の中から相手を選べない場合がある

仲人士が抱えている会員の中から相手を選ぶため、大手結婚相談所のような莫大な登録者数を誇るデータベースなどはありません。

そのため、選択肢としては少なくなる可能性があります。(日本仲人協会などでは全国の会員を検索できる独自のシステムを持っています)

③お見合いパーティや旅行など大勢を対象としたイベントはほぼない

仲人型は一対一のお見合いが基本となります。

大勢が参加するようなお見合いパーティーや旅行、街コンなどはないことがほとんどです。

大手結婚相談所のメリット

①登録者数が多くたくさんの中から相手を選べる

テレビCMや広告などで目にするような大手結婚相談所の登録者数は3万人や5万人という桁違いの規模。

そのため、たくさんの中から相手を選べるし、マッチングできなくてどんどん次へ次へとトライできます。

②ネームバリューがあるから安心しやすい

大手の魅力はやはりそのネームバリューにあります。

その名前だけで安心材料になります。

③大勢を対象とした多様な婚活イベントが豊富

相談所によっては、年齢や職業別の婚活パーティーや趣味を通じて出会えるような行事など、多種多様なイベントが年間通して実施されています。

出会える人数や回数も多いのが嬉しい点です。積極的な人には良さそうです。

④料金プランや支払い方法が豊富

料金プランが複数あるため、どれぐらいお金をかけるかを決めることができます。

またクレジットカード払いや分割払いに対応しているところも多いです。

大手結婚相談所のデメリット

①入会金や月額料金が高め

入会金に15~30万、月額料金やお見合い料等で年間30万円以上はかかります。

大手結婚相談所の場合、ローン対応しているところもありますが、そこまでして加入するかどうかは慎重に決める必要があります。

専属カウンセラーや仲人が付くわけではない

初回相談~成婚まで同じカウンセラーが付くわけではないパターンが多いです。

相談するたびにカウンセラーが違う場合に不安を感じないかが懸念点ではあります。

自ら検索するシステムの場合成婚になかなか至りにくいことがある

大勢が登録しているシステムを自由に使って検索できる権利は得られるものの、お付き合いの進行やお断り、成婚に至るまで、人が介するきめ細かなサービスはないところもあります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

仲人型婚活は実績・経験ある1人の仲人士があなたの婚活パートナーとなり、スタートから成婚まで手厚くサポートしてくれます。

婚活に対して不安を持っている人、今までなかなかうまくいかなくて悩んでいる人、二人三脚で一緒に婚活を進めてもらえる仲人型婚活にトライしてみてください。